LOVE+MOTARD 5th 開催!
2010.9.4
「モタードを盛り上げて行きたい!そのために自分達で出来ることからやって行こう。」とはじめたLOVE+MOTARDも、今回で5回目の開催となりました。
当初LOVE+MOTARDは、サーキット走行をしたことが無いかたを対象としていたスクールでしたが、回数を重ねる毎に対象を変化させ、みなさんの要望に応える形で開催してきました。そして今回は、特にレース経験者から要望の多かった本格的なダート講習を行うべく開催地を探し回り、ついにロードコースとダートコースの両方を有するサーキットを見つけました!そこが、今回の開催地、岩井サーキットです。

当日は、とても9月とは思えない気温35度を越える猛暑日となりましたが、LOVE+MOTARDの開催を楽しみにしてくれていた沢山の方々が集まり、暑さに負けない熱い走りでモタード三昧な一日を楽しみました。
初開催となった岩井サーキットは茨城県にあります。元々はミニバイク専用のコースであったため、他のカートも走れるサーキットに比べると、とても狭い印象を受けるコースですが、長いストレートや、中速と低速コーナーが連続する区間などがあり、ストレートからのスライド進入や、アクセルを開けて立ち上がる練習など、モタード講習にはうってつけの場所です。実はここを見つけてきたのは、現在moto1 PROクラスに出場中のうず潮レーシング福山の大塚忠和選手です。隠れ練習場だったそうですが、そこは気さくな大塚選手「逆周りしたりすると、いい練習出来るんじゃないかなー。」と、惜しげもなく極秘練習メニューなども教えていただき、しっかりと講習に取り入れてみました。
今回は、「初心者クラス」「初中級クラス」「中上級クラス」に分け、各クラスの定員は設けずに募集をかけたところ、ダート講習が出来るためか「初中級」と「中上級」の経験者の方々が多く集まりました。
朝一の暖気走行で若干名クラス変更の希望がありましたが、最終的に「初心者クラス」は2名 「初中級クラス」は14名 「中上級クラス」は13名で講習を行うことになりました。
車検を経て、まずは「初中級クラス」がロードコース、「中上級クラス」がダートコースで講習スタートです。
「初中級クラス」のリーダーは昨年moto1 OPENクラスチャンピオンに輝いたBEAST EYE RACING Club MotoRomanの渋井選手がリーダーとなり、高山選手と河野選手とともに講習が開始されました。まずは、右回り、左回りで慣熟走行を行った後に、右回りでフルブレーキングとフル加速の練習を行いました。意外に出来ないアクセルのフルオープン
「タイムが出せない」と言う方!しっかりアクセル開けてエンジンを回しきれていますかー??
次に行ったのが、フォームチェック。モタード車両はサスペンションのストロークが長いので、ある程度バイクがカバーしてくれますが、シート形状が長いために極端に前乗りになっていたり、後ろになっていたりする方を見かけます。フォームを見直すことで、タイヤの限界をさらに引き出すことが出来ます。
そして最後に左周りで行われた講習では、moto1 随一のスライドテクニックを持つ、渋井選手が自ら走行してのスライド講習です。生で見る豪快な高速スライドに皆釘付けとなっていましたが、自分達の番になると果敢にスライドに挑む人や、滑り出すギリギリで止めるかたなど、それぞれがしっかりと自分のレベルに合わせて練習していましたので、大きな転倒もなく終わりました。この様子をビデオ撮影し、休憩時間を使って反省会を行ったところ、「客観的に自分の走りを見ることが出来た!」と大好評でした。

同じ時間帯に行われた、「中上級クラス」のダート講習では、元HRCライダーの大塚選手をリーダーに、小林選手、水庫選手、古川選手と言う豪華な講師陣により、バンクのついたコーナーにおける、スタンディングからシッティングに変化させるメリハリの利かせたコーナーリング講習や、ジャンプ中のアクセルによる車体姿勢のコントロール法など、モトクロス出身ライダーならではの、奥の深い講習を行いました。
「初中級クラス」「中上級クラス」の講習が終わると、入れ替わって行われたのが「初心者クラス」です。今回このクラスには2名が参加してくれましたが、BEAST EYE RACING Club MotoRomanの坂牧選手がリーダーとなり川留選手の2名体制で、ほぼマンツーマンで講習を行いました。まずはコース走行の心得や、実際にピットを歩きながらのコースイン、コースアウトの要領など、サーキットを走るために必要になる初歩的な事項の説明を行いました。
走行時間が始まると、コースを2箇所にわけ、一人ずつマンツーマンでサーキット走行の講習を行いました。初めて走るサーキットはどこを走っていいのか分からないものです。「速く走りたい。」と思えば思うほど、コーナーの進入がオーバースピードになってしまい、回りきれずにリズムを崩すことが多いため、ブレーキングポイントやライン取りをパイロンで示すと、頑張り過ぎてぎこちなくなっていた走りも、徐々にスムーズになってきました。川留選手が先導して、アクセルをしっかり開け、コーナー手前でしっかり減速するリズムの重要さを伝えることで、午前の3本目が終わる頃には楽しそうにコースを走り回れるようになりました。

今回のLOVE+MOTARDには、モタード専用スーツを製造・販売しているPRIDO ONE様が専用ミシンを持ち込み、ブースを展開してくれました。なんと、その場でつなぎのリペアをしてくれるとあって、以前から放置していた穴やつなぎのほつれを直してほしいという参加者がちらほら集まってきます。そんな方々に話を聞いてみると「直したいけど、どこに持っていけばいいのか分からなかった。」と言うかたや「こんなに安く直せるなんて知らなかった。」や「すごいキレイになりました。」と言った声が聞かれました。PRIDO ONE様は、今年MOTO1 All Starsでのリペアサービスを行ってくれるなど、モタードライダーを強力に応援してくれています。どんなメーカーのつなぎでも修理の相談にのってくれるそうなので、つなぎの購入だけでなく、修理依頼もしてみてくださいね!
お昼休みを挟んでいよいよ午後の講習が開始されます。午後は入れ替えて「初心者クラス」と「初中級クラス」はダート講習、「中上級クラス」はロード講習です。
ダート講習となった「初中級クラス」は、まずは慣熟走行から始めました。しかし、あまりの暑さに体力を消耗してしまった方々も現れはじめたので、走る人、見学する人に分かれて講習を行いました。ミニモトクロスコースながらコース奥にはフープスが設置されており、スタンディングによる車両の挙動を吸収する重要さを、見学組、走行組ともに実感出来たようです。ここでもビデオ撮影を行い、休憩時間を使って座学を行うなど、時間をフルに使った講習が行われました。
同じくダート講習となった「初心者クラス」では、モタードバイクでもダートが走れると言うことを認識してもらおうと、川留選手が先導しての体験走行となりましたが、公道以外でバイクに乗るが初めてというかたにとって、ダート走行は想像以上に過酷なようで、1名のかたが早々に転倒してしまい、大事をとって休憩することになってしまいました。これで初心者クラスは1名となってしまいましたが、周回を重ねるごとにスタンディングフォームが安定して取れるようになり、後半は果敢にジャンプを跳ぶなど、みるみる上達していきます。暑さ対策で5分走っては休み、また5分走ることにしましたが、音を上げることなく、初ダート走行を楽しそうに走りきりました。
ロード講習となった「中上級クラス」は、左回りを使ったスライド練習をメインに、徹底的に走り込みます。小林選手や水庫選手が参加者の皆さんと混じって走るなど、フリー走行に近い形で講習が行われました。特にスライド中のフロントブレーキの重要さを理解してもらうと、リヤブレーキに頼ったパニックブレーキ的なスライドをしていた方も、徐々に安定したスライドを見せ始め、スライド開始から更にバンク角を深くしていく事が出来るようになっていました。
講習終了後には、「スライド使いすぎると遅くない?」「いや、だからあそこからアクセル開けていくんだって。」と言った。参加者同士の熱い?トークが交わされていました。
15時過ぎからは、ロードコースを使ってクラス毎に分かれてフリー走行を行いました。このフリー走行には、講師陣も交じって走行し、一日の終わりに皆楽しそうに走っていました。
フリー走行も終了し、16時30分から閉会式が行われました。MCゆうこりんが司会を務め、全ての講師陣から感想や今後のレース活動の抱負をうまく引き出すと、意外な?野望もちらほら飛び出し、和やかな雰囲気につつまれた閉会式となりました。
閉会式後には、参加者とスタッフが入り混じって、大じゃんけん大会が行われました。今回もスポンサー各社様から豪華な景品をご提供いただき、一日の疲れを感じさせない熱い戦いが繰り広げられました。
5回目となったLOVE+MOTARDですが、今回も参加者のみなさんを始め、モタードを盛り上げていきたいと集まってくれたスタッフの面々、そしてこの活動を理解し、ご協力いただいた各企業の皆さまのおかげで、大盛況のうちに終了することが出来ました。これからも皆様の意見に耳を傾け、モタードと言うモータースポーツを通して、より多くの方々との交流を生み出し、様々な輪を広げていけるようなイベントで有り続けたいと思います。
<協力協賛企業>
PRIDO ONE様(モタードスーツ貸出及びブース出展)
モトロマン様(スクール用ゼッケン貸出・協賛品提供)
日本ミシュランタイヤ 株式会社 様(ミシュランタイヤ 協賛品提供)
ギガッツ合同会社 様 (ビーストアイ 協賛品提供)
株式会社 ダートフリーク様 (ダートフリーク製品 協賛品提供)
株式会社 ジャペックス様 (ガエルネ製品 協賛品提供)
広島高潤 株式会社様 (Hiroko製品 協賛品提供)
岡田商事 株式会社様 (レンサル製品 協賛品提供)
<講師陣紹介>
初心者チーム リーダー:坂牧隆夫 サブリーダー:川留健一
初中級チーム リーダー:渋井 健 サブリーダー:高山直人 河野崇司
中上級チーム リーダー:大塚忠和 サブリーダー:小林好美 水庫由喜 古川和由
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